小野寺 唯（オノデラ ユイ）

プロフィール
　岩手県生まれ。作曲家、サウンドアーティストとして、フィールドレコーディングを用いた、デジ タルテクノロジーと器楽音による実験的アンビエント/エレクトロニックミュージック、サウンド アートの分野で独特の立場を築き、これまでにドイツの名門KOMPAKTやROOM40をはじめとす る欧米各国よりアルバムをリリース。海外オーディオ/ヴィジュアルフェスティバルでのコンサー トなど国際的に活躍。Markus Heidingsfelder監督によるジョン・ケージのドキュメンタリー映 画『Cage 64』サウンドトラックなど国内外のフィルム、舞台音楽など多岐に渡る。主な国際展 / フェスティバルにStörung Festival(スペイン 2013-15年 )、res·o·nant(ベルリン・ユダヤ博物 館 2019年)、Audiosphere(ソフィア王妃芸術センター 2020年)など。ソロワークのほか、英国 ロイ ヤル・バレエ団作曲家Scanner、バージニア・コモンウェルス大学教授Stephen Vitiello、 サウンドアーティストFrancisco López、Robert Lippok、Yotam Avniなど様々な分野のアー ティストと協働。笙を石川高に師事。これまでに武蔵野美術大学(映像学科)、立教大学(映像身体 学科)にてオーディオアートの教鞭をとる。

　音楽と建築を学び、建築音響設計に従事の後、国内外の映画/舞台音楽、プロダクトから空間など サウンドに関わる幅広い表現領域のプロジェクトを手掛ける。音環境デザイナーとして、デジタル テクノロジーによる新たな音環境の社会実装を目的とした都市空間における環境デザインとしての サウンドUXのプロデュース/クリエイティブディレクション、音響設計/環境音楽を手掛ける。主なプロジェクトに、”ウィズ原宿 資生堂ビューティ・スクエア”、”SHISEIDO グロー バルフラッグ シップストア”、”神田スクエア GAME FREAKオフィスエントランス”、”渋谷スクランブルスクエ アmixiオフィスエントランス”など。主な受賞に、”Sound of the Year Awards 2021 | BEST SOUND INNOVATION IN EVERYDAY LIFE”、”ADFEST 2019 | MEDIA LOTUS: BEST USE OF AUDIO_SILVER”、”Spikes Asia 2018 | Radio & Audio : Silver Spike”など。

　メディア/ハイブリッドアートの分野にて、アートコレクティブ、一般社団法人norを設立。自然/ 物理化学現象を応用した、空間/映像/音など様々な表現領域における手法と技術の混交によるメ ディアインスタレーション作品を発表する。これまでに六本木ヒルズ Media Ambition Tokyo、 東京ミッドタウン 六本木アートナイト、MUTEK.JP、CULTURE GATE to JAPAN(羽田空港 第2 ターミナル)、NTT inter communication center [ICC]、光点国際新媒体芸術祭FLARE2019(上 海)など多くの国際的なフェスティバルや展覧会にて作品を発表。主な受賞に、”第22回文化庁メ ディア芸術祭 | アート部門 : Jury Selections prize”、”PRESENT FUTURE Art & Technology Star Award 2019 : Installation Star Award”など。

　Official Website: www.critical-path.info

楽曲
　Untitled #1