ASUNA(アスナ)
プロフィール
近年、実験音楽やアートシーンで再評価されている日本のサウンドアーティスト。90年代後半の10代の頃から、東京の実験音楽・即興音楽シーンで制作活動を続けてきた。彼の作品は、アートにおける学際的な視点と、ハードコア/パンク、そしてその対極にあるような甘美な音楽志向を同時に感じさせる。代表作は、モノの概念を語源から再解釈したサウンド・インスタレーション『それぞれのオルガン』(2002年)。その後、リード・オルガンのドローンと牧歌的なエレクトロニクスのアルバム『Organ Leaf』(2003)をスペインのLucky Kitchenからリリースし、その後もMeeuw Muzak、Senufo Editions、Faitiche、12k、Home Normal、Headzなど世界中のレーベルからリリースしている。また、多数のおもちゃを使った前衛的なパフォーマンス「100 Toys」でしばしばツアーを行っている。ASUNAの近作「100 Keyboards」は、100台以上のおもちゃのキーボードを使ったサイトスペシフィックなパフォーマンスである。これは、干渉音やモアレ共鳴といった物理的な音響現象に焦点を当てたものである。この作品は多くの国際的なアートフェスティバルやニューヨークのBAMなどの劇場で上演されている。
https://sites.google.com/site/aotoao3inch/
photo credit by Ismael Quintanilla III
楽曲
Elephant Eye
Recorded in Tallinn, Estonia in July 2022
Edited in Kanazawa, Japan in July 2023